CWJ浜名湖01 ハマイチ(浜名湖一周・ホテルリステル浜名湖発着)

浜名湖の再奥部のサイクリングロードでは、比較的水深が深く船が航行可能な場所と浅い場所の境界に設置されて航路を示す「澪標(みおつくし)」を目の前に見ることができます。

静岡県西部に位置する浜名湖を一周するサイクリング、通称「ハマイチ」のルート。南部は遠州灘に通じ、海水と淡水が入り交じる汽水湖である浜名湖は、湖の面積としては日本で10番目の大きさながら、4つの枝湾を含む複雑に入り組んだ形状から、湖の周囲長は日本で3番目の長さとなります。
その浜名湖の周囲には、湖に近い位置に整備されたサイクリングロードが張り巡らされ、73.5kmの1周ルートの内の半分以上、特に東側と北側のほとんどの部分で、自動車の通行の無いサイクリングロードを走ることができるのが特徴。しかも、そのルートはほぼ平坦で、大きな登りは全くありません。ロングライド初心者に最適なルートといえるでしょう。
当ルートは、浜名湖北部の静かな枝湾、猪鼻湖(いのはなこ)の西岸に位置する全室レイクビューの天然温泉リゾートホテル、ホテルリステル浜名湖を発着地とするハマイチルートです。
距離:73.5km、獲得標高:515m


4.7km地点で国道301号を離れ、静かな湖沿いの小道へ。

前半のハイライトは、湖に浮かぶ赤鳥居(弁天島シンボルタワー)を臨む、弁天島海浜公園。

浜名湖大橋などの長い大きな端では、横風の危険などを考慮して、歩道走行がお勧めです。歩道なら、好きな場所で停まって景色を眺めることもできますね。

かんざんじ温泉のシンボルである赤い太鼓橋「志ぶき橋」が見えてくれば、ハマイチも半ばに。この辺りでランチにするのも良いでしょう。

かんざんじ温泉のもう一つのシンボルといえば、日本で唯一湖上を渡るロープウェイ「かんざんじロープウェイ」。

浜名湖サイクリングロード再奥部にかかる、自転車・歩行者専用の橋は「みおつくし橋」。「澪標(みおつくし)」は、奥浜名湖にあった旧細江町(現浜松市)の町章でもありました。

ハマイチ最後の20kmを前にしての休憩場所としてオススメは、東名高速道の浜名湖サービスエリア。高速道路を利用ぜずとも、周辺住民が自由に出入りできるようになっていますので、自転車でも立ち寄ることができるのです。サイクルラックも常設。

ハマイチの後半、浜名湖の北部はより静かで湖面に近い道を走ることができます。