CWJ琵琶湖01 北湖一周ビワイチルート(ラフォーレ琵琶湖発着)

奥琵琶湖の海津大崎は、湖に半島状にせり出した岩礁地帯。春には約4kmにわたって植えられた約600本のソメイヨシノの桜のトンネルを走ることができます。

日本一大きな湖、琵琶湖の琵琶湖大橋から北側の部分(北湖)の湖岸沿いを反時計回りに一周するルート。
一般的には、やや走りにくい南湖側を避けてこの北湖一周を走ることをもって「ビワイチ」達成とすることも多い。
発着地となるラフォーレ琵琶湖では、前後の日程で宿泊すれば、ビワイチ挑戦中も無料で駐車場を利用することができます。
また、ラフォーレ琵琶湖敷地内には、ジャイアントストアびわ湖守山も併設され、小物類の購入はもちろん、トラブル時の修理対応も可能です。ロードバイクのレンタルも充実しています。
琵琶湖大橋近辺をスタート地点とすれば、北湖を一周して琵琶湖大橋の西岸にさしかかった時点で、時間・体力・気力に応じて、さらに進んでフルビワイチへ挑戦するか、それともすぐに琵琶湖大橋を渡って終了とするかの判断がしやすくなるのです。
琵琶湖大橋にさしかかった時点で、日没まで2時間を切っていたら、北湖一周で満足するのがよいでしょう。
ちなみに、この北湖一周ルートを、東海道新幹線の停車駅である米原駅からスタートする場合には、米原駅西口を出て、県道329号から県道234号へ出てまっすぐ進めば、湖岸道路(県道2号)につきあたりますので、これを右折すれば、そこから当ルートに入ることができます。

※当ルートは、滋賀県が推奨する「ぐるっとびわ湖サイクルライン」のルートに基づいています。


琵琶湖の東岸は、湖に沿って自歩道が整備されており、ビワイチでは反時計周りにこの自歩道を走るのが定番。湖岸は緑豊かで、特に湖北では葦原も多く残ります。

湖北の木之本付近の国道8号線「賤ヶ岳トンネル」は大型車の交通量も多く歩道も狭いので危険です。「大音」交差点を渡った先の旧道を少し登って、趣ある姿を残す旧道のトンネル「賤ヶ岳隧道」を通りましょう。

ビワイチの最北端の付近では、民家の間の狭い急坂を上ります。風情ある雰囲気を楽しみつつ、住民のみなさんに配慮して十分注意しましょう。

近江今津では、北国街道の宿場町として栄えた面影を残す古い街並みの中を走ります。今津港からは、沖合に浮かぶ竹生島へ向かう観光船も出ています。

湖中に立つ朱塗りの大鳥居で有名な白鬚神社は、123km地点。実物を近くでみると、そのロケーションと予想以上の迫力に心打たれます。ただ、交通量の多い国道161号線に面し、湖側(進行方向左側)に歩道もないため、通行には注意が必要です。

琵琶湖大橋へは、一旦琵琶湖大橋米プラザ(道の駅)のアプローチへ入り、そこから橋の北側歩道へ。橋の中程には展望スペースがあり、北側へ大きく広がる琵琶湖の水平線を眺めることができます。追越し車線を走る車が奏でる琵琶湖周航の歌のメロディーが聴こえることも。