世界ジオパークにも認定された山陰海岸。その中央部に位置する但馬海岸は、岬や入り江が複雑に入り組んだ典型的なリアス式海岸で、断崖や洞窟、奇岩も多いのが特徴です。
当然、海岸沿いの道は細かなアップダウンとヘアピンカーブの連続する、変化に富んだエキサイティングなルートに。
崖の上から見下ろす海の水は透明度が高く、静かな海がエメラルドグリーンに輝く様は、まるで南国の島のよう。
風情ある漁港や美しいビーチ、県の天然記念物にも指定された奇岩などを見ながらの観光ライドに最適な約27kmのライドです。
ランチは、竹野浜からほど近い、海産物卸業者さんが直営するお店、増田商店(海の幸本舗「ますだ」)で。竹野漁港で水揚げされる新鮮な海の幸をリーズナブルにいただくことができます。特に、5月から8月の期間限定で、しかも水揚げ状況に応じて提供される幻の(?)「活イカ」は、ぜひ味わってみたいもの。水槽で泳ぐ白イカ(剣先イカ)を、注文に応じて一匹ずつすくって調理する「活イカ定食」は、テーブルに運ばれてきてもまだ透明で足も動いている新鮮さ。事前に活イカの水揚げ状況を電話で確認しておくことをお勧めします。
竹野から城崎への帰路に通る「鋳物師戻峠(いもじもどしとうげ)」では、延長280mのトンネルを通るのでライトの携帯を忘れずに。
城崎マリンワールドから始まるヒルクライムの中程にあるヘアピンカーブは、日和山海岸の絶景を一望できる御待岬。写真を撮るフリをして休むにも絶好の場所。
驚くほど透き通った穏やかな入江は宇日(うい)漁港。 岸に沿って並ぶかわいらしい家々の1階部分は、漁船の格納庫になっているのです。
宇日漁港では、4月〜6月ごろの間、収穫したワカメを天日干しにする昔ながらの光景を見ることができます。
ランチは「竹野」交差点のすぐ近くにある海の幸本舗「ますだ」がオススメ。竹野漁港で水揚げされる新鮮な海の幸をリーズナブルにいただくことができます。
5月〜8月の水揚げのあった日にだけ提供される「活イカ定食」は、ぜひ味わってみたいもの。水揚げ状況は事前に要確認。(海の幸本舗「ますだ」TEL:0796-47-0706)
ランチの後はちょっと足をのばして、県の天然記念物「はさかり岩」を見学。はさかりとは但馬の方言で「挟まる」という意味です。