日本一大きな湖、琵琶湖の琵琶湖大橋から南側の部分(南湖)の湖岸近くを反時計回りに一周するルート。
一般的には、南湖の特に西側はサイクリングに適したルートがとりにくいため、南湖側を避けて北湖一周を走ることをもって「ビワイチ」達成とすることも多いようですが、あくまで南湖も加えた琵琶湖全体を周る「フルビワイチ」を目指す方のために、北湖一周ルートにプラスするオプションとしてご案内します。
当ルートの湖西部分は、走行者の安全を最優先に、交通量の多い国道を避け、生活道路や鉄道沿いの道、また湖岸の公園内の自歩道を走行するように作られています。そのため、やや複雑で分かりづらい部分もありますので、GPS機能を活用するなどをお勧めします。また、歩行者にも十分注意しましょう。
当ルートでは、琵琶湖の最南端でありフルビワイチの起点となる瀬田唐橋を周ります。が、その前に、すぐ近くにあるサイクリスト御用達の甘味喫茶を併設する和菓子店「茶丈藤村」への寄り道も。バイクラックもある「茶丈藤村」では、自転車のお客様向けに氷や水を無料で補給しています。
瀬田唐橋を渡って湖東へ入ると、一転して走りやすい自歩道が湖岸に続き、快適なサイクリングを楽しめます。
※当ルートは、滋賀県が推奨する「ぐるっとびわ湖サイクルライン」のルートに基づいています。
南湖ルートのスタートは、道の駅びわ湖大橋米プラザの駐車場奥にある、この小さなトンネルをくぐってスタートです。
前半の湖西部分は、国道を避けて地元の生活道路を走ります。ルートはやや複雑になりますが、要所要所に道順を示す看板が設置されています。
湖上に突き出た仏堂で有名な浮御堂を左手に見ながら、ルートは右折。
大津市街へ入ると、ルートは湖岸の公園内の広い自歩道へ。後ろに見える個性的な建物は県立琵琶湖文化館。
石山寺の門前すぐに位置する甘味喫茶併設の和菓子店「茶丈藤村」は、サイクリスト御用達。女将自身もローディーで、自転車話に花が咲きます。自転車のお客様には、水や氷を無料で補給のサービスも。
瀬田唐橋を渡って湖東側にはいると、整備された自歩道と湖岸の緑多い公園を走る心地よいサイクリングルートに変わります。そのまま一気に琵琶湖大橋まで。