CWJ会津白河05 南会津農村歌舞伎と清流絶景めぐり

江戸時代より続く農村歌舞伎「檜枝岐歌舞伎」。茅葺屋根の舞台を囲む石段状の客席に腰掛ければ、連綿と受け継がれてきた村人たちの熱い想いが伝わってくるようです。

会津アストリアホテルを発着地として、南会津の歴史と文化と大自然を満喫するルート。
大規模林道「尾瀬・小繋ライン」で、露天岩風呂で有名な秘湯木賊温泉のひなびた雰囲気を見ながら、小繋峠(トンネル)を越え、周囲の山々を望みながら檜枝岐へ下ります。
檜枝岐では、有名な奉納歌舞伎(農村歌舞伎)の舞台と扇型に広がった石段状の客席を見学。お昼は名物の裁ちそばなどを。
国道352号を戻り、屏風岩で一休み。さらに下った先では、檜枝岐にもひけをとらない立派な茅葺屋根の歌舞伎舞台「大桃の舞台」で農村歌舞伎の世界に想いを馳せます。
352号でスタート地点に戻る途中には、前沢曲家集落に寄ることもできます。
距離:73km、獲得標高:1,300m


湯の花温泉から木賊温泉へ。温泉めぐりの道は、峠越えルートです。

「檜枝岐歌舞伎」は村民から神様への奉納歌舞伎。舞台への道は神社の参道でもあるのです。

屏風岩は、伊南川の急流が長い年月をかけて形作った奇岩がそそり立つ迫力の景観。むき出しの白い岩肌には、夏は木々の緑が、秋には紅葉がよく映えます。

大桃の舞台は、檜枝岐をも凌ぐ大きさを誇る茅葺屋根の立派な農村舞台。こんな素敵な舞台が、集落の外れの神社の境内にひっそりと佇んでいる様には驚かされます。

全国有数のそばの里といわれる会津。シーズンにはあちこちに広がるそば畑の脇を走ります。

前沢曲家集落では馬と人とが同じ家の中に暮らすための「曲家(まがりや)」と呼ばれるL字型の茅葺屋根の住宅が、現在もなお人々の生活拠点となっている様子を目にすることができます。(入場料が必要です)